09_メトロノーム

『歌詞の意味を知れば、音楽に魂が宿る』

こんにちは。
nktatです。

今回は米津玄師さんが歌う、「メトロノーム」の歌詞の意味について考察していきたいと思います。

メトロノームとは?

「メトロノーム」は、米津玄師さんの3rdアルバムである「Bremen」に収録されています。

「メトロノーム」は、彼女との恋が終わり、未練に苦悩する彼の心情が描かれた歌詞になっています。
ふたつ並んだメトロノームは、初めは同じテンポで刻まれていたのに、次第にずれて衝突し合う。
彼と彼女の恋愛をメトロノームを使って見事に表現されています。

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どんな人におすすめな曲なのか?

こんな人におすすめな曲

・恋人と喧嘩した人
・恋人とテンポが合わなくなってきた人

「メトロノーム」の歌詞から、私が解釈した内容を簡単にまとめてみました。

きっと僕らはふたつ並んだメトロノームみたいに。
刻んでいた互いのテンポは同じでいたのに。
いつしか少しずつズレ始めていた。
時間が経つほど離れていくのを。
止められなくて。
すれ違って背中合わせに歩いていく。
次第に見えなくなっていく。
これからも同じテンポで生き続けたら。
地球の裏側でいつかまた出会えるかな。
今日がどんな日でも。
何をしていようとも。
僕はあなたを愛してしまうだろう。
伝えたい思いが募っていくまま。

あなたがいてほしいんだ

それでは歌詞の意味について考察していきます!

歌詞の意味を考察!

メトロノームが刻むテンポの意味とは?

恋愛はまるでメトロノームみたいだ。
初めはお互いに同じテンポで刻んでいたのに。
時間が経てば経つほど少しずつズレてゆく。
お互いのズレを止めることができなくて。
終いには、お互いの針が衝突し合う。
僕と彼女はズレを取り戻すことはできなかった。
もうあなたは僕のためには笑ってくれない。
それを思うと。
心が苦しくなった。

初めから僕ら出会うと決まってたならば どうだろうな
そしたらこんな日がくることも 同じように決まっていたのかな

-出典:米津玄師/メトロノーム/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

初めから僕ら出会うと決まってたならば。
どうだろうな。
そしたらこんな日がくることも。
同じように決まっていたのかな。
それなら初めから出会わなければよかったのに。
そうすればこんなに悲しい思いもしなくてよかった。
辛い思いをしなくてよかった。

ずっと叶わない思いばかりを募らせていては
互いに傷つけ合って 責め立て合った
ただ想ってただなんて 言い訳もできずに
去り行く裾さえ掴めないでいた
弱かった僕だ

-出典:米津玄師/メトロノーム/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

いつからだろうか。
喧嘩が増えたのは。
小さな綻びは。
やがて大きな綻びとなった。

もしも願いが叶うのならば。
仲が良かった昔みたいに。
また戻りたい。
ずっと叶わない思いばかりを募らせていては。
互いに傷つけ合って。
責め立て合った。

ただ想ってただなんて。
言い訳もできずに。
去り行く裾さえ掴めないでいた。
弱かった僕だ。

本当に彼女を愛していたのなら。
去り行く彼女を引き留められたのか?

今日がどんな日でも 何をしていようとも
僕はあなたを探してしまうだろう
伝えたい思いが募っていくまま
一つも減らない僕を
笑い飛ばしてほしいんだ

-出典:米津玄師/メトロノーム/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

今日がどんな日でも。
何をしていようとも。
僕はあなたを探してしまうだろう。
だって頭の中のあなたは。
僕に笑いかけてくれるから。
もう。
あなたとの関係は終わったはずなのに。
どうしてだろう。
あなたへの思いが溢れ出してくる。
伝えたい思いが募っていくまま。
一つも減らない僕を。
笑い飛ばしてほしいんだ。
あなたは素敵な人だから。
だからこそ。

あなたの幸せを願うよ。
幸せになってね。

味気ない風景だ あなたがいないのならどんな場所だろうと
出会う前に戻っただけなのに どうしてだろうか何か違うんだ

-出典:米津玄師/メトロノーム/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

あなたと見た景色は。
青空は。
星空は。
とても輝いて見えていたのに。
独りで見る景色は。
青空は。
星空は。
味気ない風景だ。
あなたがいないのならどんな場所だろうと。
色褪せて見えた。
出会う前に戻っただけなのに。
どうしてだろうか何か違うんだ。
何を見ても感動しないんだ。
何を見ても綺麗と思わない。
まるで心にぽっかりと穴が開いたように。
もう昔のような風景に戻ることはないんだね。

きっと僕らはふたつ並んだメトロノームみたいに
刻んでいた互いのテンポは 同じでいたのに
いつしか少しずつ ズレ始めていた
時間が経つほど離れていくのを
止められなくて

-出典:米津玄師/メトロノーム/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

僕はあなたとずっと一緒にいられると思っていた。
一緒に寝て。
一緒に起きて。
一緒にご飯を食べて。
一緒の時間を共有し。
一緒に時間を進められると思っていた。
きっと僕らはふたつ並んだメトロノームみたいに。
刻んでいた互いのテンポは同じでいたのに。
いつからだろうか。
いつしか少しずつ。
ズレ始めていた。
時間が経つほど離れていくのを。
止められなくて。
すれ違いは大きくなって。
お互い衝突し合うようになった。

本当に彼女を愛していたのなら。
僕があなたのテンポに合わせられたのか?

これから僕たちは どこへ行くのかな
全て忘れて生きていけるのかな
あなたが今どんなに 幸せでも
忘れないで欲しいんだ
僕の中にはいつも

-出典:米津玄師/メトロノーム/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

これから僕たちはどこへ行くのかな。
全て忘れて生きていけるのかな。
あなたと初めてデートした日を。
あなたと初めて手を繋いだ日を。
あなたと初めて夜空を見た日を。
あなたが今どんなに幸せでも。
忘れないで欲しいんだ。
僕の中にはいつも。
あなたがいるように。
あなたの中にも僕がいて欲しい。
どうか僕を忘れないで。

すれ違って背中合わせに歩いていく
次第に見えなくなっていく
これからも同じテンポで生き続けたら
地球の裏側でいつか
また出会えるかな

-出典:米津玄師/メトロノーム/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

これからは赤の他人として。
すれ違って背中合わせに歩いていく。
あなたは振り向くことはないけれど。
僕は振り向いて。
小さくなるあなたの背中を見送った。
次第に見えなくなっていく。
これからも同じテンポで生き続けたら。
地球の裏側でいつか。
また出会えるかな。

今日がどんな日でも 何をしていようとも
僕はあなたを愛してしまうだろう
伝えたい思いが 募っていくまま
一つも減らない僕を
笑い飛ばしてほしいんだ

あなたがいてほしいんだ

-出典:米津玄師/メトロノーム/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

その時にまだ彼女への気持ちが変わっていなかったら。
またやり直せるかな?

今日がどんな日でも。
何をしていようとも。
僕はあなたを探してしまうだろう。
だって頭の中のあなたは。
僕に笑いかけてくれるから。
もう。
あなたとの関係は終わったはずなのに。
どうしてだろう。
あなたへの思いが溢れ出してくる。
伝えたい思いが募っていくまま。
一つも減らない僕を。
笑い飛ばしてほしいんだ。
あなたは素敵な人だから。
だからこそ。

あなたがいてほしいんだ。
昔みたいに。
もう一度僕だけに笑いかけよ。

まとめ

いかがでしたか?
好きな人とは初めは何事も楽しいですよね。
でも仲が深くなれば深くなるほど、ちょっとしたことが気になりだして。
そこから喧嘩に、、、何てこともあるかと思います。

メトロノームも同じで、初めはお互い同じテンポを刻みます。
しかし、次第にテンポがズレ始めますよね?
きっと恋愛でも一緒で、初めは一緒のテンポでも、次第にテンポがズレ始めることがあると思います。
テンポのズレは大きくなり、やがて衝突し合う。
そして別れてしまう。
よくある話です。

でも、その衝突を乗り越えられたら、ズレたテンポがいずれ同じタイミングになりますよね?
まずは衝突し合っても、お互いがお互いを理解し合う心を忘れずに、いずれ来るテンポが同じになるタイミングまで我慢してみてはいかがでしょうか?
次第にメトロノームの振れ幅は狭くなり、いずれ同じテンポになるかもしれないので。

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最後に

歌詞の解釈は人それぞれです。

米津玄師さんの「メトロノーム」を聞いて、あなたはどのように歌詞を解釈しましたか?

私の解釈とはまた違った解釈かもしれませんね。
歌詞の解釈により、曲は違った顔を見せます。
つまり、色んな解釈を知れば、色んな顔の曲を楽しむことができます。
これも音楽を楽しむ醍醐味だと思いますので、あなたも色んな解釈をしてみてくださいね。

それではまた別の歌詞の考察で会いましょう!
最後までありがとうございました。