乾涸びたバスひとつ

『歌詞の意味を知れば、音楽に魂が宿る』

こんにちは。
nktatです。

今回は米津玄師さんが歌う、「乾涸びたバスひとつ」の歌詞の意味について考察していきたいと思います。

乾涸びたバスひとつとは?

「乾涸びたバスひとつ」は、米津玄師さんの1stアルバムである「diorama」に収録されています。

「乾涸びたバスひとつ」は、「恋と病熱」と共通したワードが出てくる歌詞となっているため、リンクしていると考えられ、内容としては少女と僕の話となっています。 「乾涸びたバスひとつ」では、少女の視点の歌詞となっており、「恋と病熱」では、僕の視点の歌詞となっています。

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どんな人におすすめな曲なのか?

こんな人におすすめな曲

・好きな人に会えない人
・好きな人の行方が分からない人

「乾涸びたバスひとつ」の歌詞から、私が解釈した内容を簡単にまとめてみました。

小さなバスで少女は暮らしていた。
少女は彼とふたりで逃げ出した途中のバスで津波に襲われた。
あれからどれくらい経っただろう。
長い月日が経過した。
離れ離れになってしまった彼を小さなバスで待った。
あろうことか、大事に大事にしていた二人が映った写真を失くしてしまった。
見つからないまま少女は泣いた。
あれからどれくらい経っただろう。
長い年月が経過した。
少女はひとり、乾涸びたバスの中で彼を待ち続ける。

それでは歌詞の意味について考察していきます!

歌詞の意味を考察!

津波に襲われて離れ離れとなった少女は再び彼と会えるのか?

ここはジオラマの世界。
常識なんて通じない何でもありありな世界だ。
いろいろなところで様々なストーリーが繰り広げられている。
今回は少女と僕のストーリー。
彼と逃げ出す途中のバスで津波に襲われた少女。
彼とは離れ離れになってしまった。
少女は今でも乾涸びたバスの中で彼を待ち続ける。

小さなバスで暮らしている 少女はいつでも待っている ひとり
呆けた色に変わっている 緑の木目と蛍光灯 ひとり

-出典:米津玄師/乾涸びたバスひとつ/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

私は小さなバスに暮らしている。
あれからどれくらい経ったのだろう。
ひとり、あなたの帰りをいつまでもここで待っている。
長い月日が通り過ぎたせいか、バスは呆けた色に変わっている。
ひとり、緑の木目と蛍光灯が並んだバスの中で待っている。

愛されては 宙に浮かんだ 夢のあと 探して歌ってる
ピンホールの あやふやな写真ばっか
並んで凍えてる

-出典:米津玄師/乾涸びたバスひとつ/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

あなたに愛されては、心が舞い上がっていたことを想い返した。
夢のようだった、あの日を探しながら歌っている。
バスの中にはピンホールカメラで撮られたあやふやな写真ばかり並んでいる。
最近の温かみのある写真は1枚もない。
昔撮られた写真ばかりが並び、どことなく凍えているように見える。

ねえ あなたとふたりで逃げ出した あのほの灯りへと行きませんか
煉瓦の短いトンネルを 潜り抜けるのをためらって
何でもないような秘密をつくって 二人は共犯者になって
とても深くまで落ちたこと 口を開いてしまったこと

-出典:米津玄師/乾涸びたバスひとつ/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

私はあなたに逃げ出そうと話したことを思い出した。
ねえ、あなたとふたりでここから逃げ出して、あのほの灯りへと行きませんか?
煉瓦の短いトンネルを潜り抜けるのをためらう私は、あなたを誘った。
何でもないような秘密をつくって、二人で共犯者になった気分になった。
幸せだった。
そして、とても深い仲まで落ちたこと。
私の秘密をあなたに言ってしまったこと。

小さなバスで暮らしている 見つからないまま泣いている ひとり
大事に大事にしていたのに 二人を写した写真がない どこにも

-出典:米津玄師/乾涸びたバスひとつ/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

私は小さなバスに暮らしている。
あれからどれくらい経ったのだろう。
あなたと写った写真が見つからない。
いつの間にかどこかへいってしまった。
大事に、大事にしていたのに。
ひとり、泣くことしかできない。

太陽のような林檎が落ちた 心ばっか 探して歌ってる
ピンホールの あやふやな写真ばっか
並んで凍えてる

-出典:米津玄師/乾涸びたバスひとつ/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

太陽のような林檎が落ちた。
外は真っ暗になろうとしていた。
探している間に今日も一日が終わる。
今日もあなたの心を探しながら歌っている。
バスの中にはピンホールカメラで撮られたあやふやな写真ばかり並んでいる。
最近の温かみのある写真は1枚もない。
昔撮られた写真ばかりが並び、どことなく凍えているように見える。

ねえ あなたは「どこにもいかない」と そう言葉贈ってくれたこと
霞に沈んだ朝の街 揺れるバスの背に寄り添って
このままどこかにいけたらなって 海に沈んでしまえたらって
ありもしないと言えないこと 何処にもいけないこと

-出典:米津玄師/乾涸びたバスひとつ/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

私はあなたと逃げ出すことに成功して、バスに乗ったことを思い出した。
あなたは「どこにもいかない」。
そう、言葉を私に贈ってくれた。
あれは霞に沈んだ朝の街のできごとだった。
揺れるバスの背に寄り添って、私はこのままどこかに行けたらなって思った。
このまま一緒に海に沈んで、二人だけの世界に行けたらなって。
でも私は知っている。
二人だけの世界なんてありはしないことを。
行く当てのない私たちには、結局は何処にも行くところなんてないんだ。
私は分かっていた。

知っていた 恥ずかしくなるようなこと
心もいつか灰になること
それでいい ありのままで幸せだ
小さなバスは 海へ落ちていく

-出典:米津玄師/乾涸びたバスひとつ/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

私は知っていた。
あなたに対するこの恥ずかしくなるような心もいつか灰になることを。
それでいい。
ありのままで幸せだ。
灰になったら灰になっただ。
その時の心を愛せばいい。
今あなたと一緒にいることが幸せだ。
幸せを噛みしめ、私はバスの窓を眺めた。
何?これは。
ありえない。
窓にはありもしない、大きな荒波が映っていた。
次の瞬間、津波が小さなバスを飲み込んだ。
バスは海へ落ちていく。

ねえ あなたとふたりで逃げ出した あのほの灯りへと行きませんか
錆びた金網にぶら下がり ボタン千切って笑ったこと
何でもないような秘密つくって 二人は共犯者になって

-出典:米津玄師/乾涸びたバスひとつ/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

私はあなたと逃げ出したことを思い出した。
ねえ、あなたとふたりでここから逃げ出して、あのほの灯りへと行きませんか?
あなたに言った数日後、私とあなたはふたりで逃げ出した。
錆びた金網にぶら下がり、あなたは「御守りな」って言ってボタン千切って笑って私にくれたね。
何でもないような秘密をつくって、二人は共犯者になったね。

ねえ あなたは「どこにもいかない」と そう言葉贈ってくれたこと
霞に沈んだ朝の街 揺れるバスの背に寄り添って
このままどこかにいけたらなって 海に沈んでしまえたらって
ありもしないと言えないこと 今もわたしは揺られている


乾涸びたバスひとつ

-出典:米津玄師/乾涸びたバスひとつ/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

私はあなたと逃げ出すことに成功してバスに乗ったことを思い出した。
あなたは「どこにもいかない」。
そう、言葉を私に贈ってくれた。
あれは霞に沈んだ朝の街のできごとだった。
揺れるバスの背に寄り添って、私はこのままどこかに行けたらなって思った。
このまま一緒に海に沈んで、二人だけの世界に行けたらなって。
でも私は知っている。
二人だけの世界なんてありはしないことを。
行く当てのない私たちには、結局は何処にも行くところなんてないんだ。
今もわたしはバスに揺られている。

あれからどれくらい年月が流れただろう。
乾涸びたバスの中、私はあなたをいつまでもここで待ち続ける。

まとめ

いかがでしたか?
自然は残酷で、今の当たり前となった日常を一瞬で奪ってしまう力を持っています。
愛する人がいるならば、いつ外的要因で離れ離れになるか分かりません。
今という時を後悔しないように生きていきたいですね。

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最後に

歌詞の解釈は人それぞれです。

米津玄師さんの「乾涸びたバスひとつ」を聞いて、あなたはどのように歌詞を解釈しましたか?

私の解釈とはまた違った解釈かもしれませんね。
歌詞の解釈により、曲は違った顔を見せます。
つまり、色んな解釈を知れば、色んな顔の曲を楽しむことができます。
これも音楽を楽しむ醍醐味だと思いますので、あなたも色んな解釈をしてみてくださいね。

それではまた別の歌詞の考察で会いましょう!
最後までありがとうございました。