
『歌詞の意味を知れば、音楽に魂が宿る』
こんにちは。
nktatです。
今回は米津玄師さんが歌う、「恋と病熱」の歌詞の意味について考察していきたいと思います。
恋と病熱とは?
「恋と病熱」は、米津玄師さんの米津玄師さんの1stアルバムである「diorama」に収録されています。
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どんな人におすすめな曲なのか?
・嘘をついている人
・嘘をついたことに後悔している人
「恋と病熱」の歌詞から、私が解釈した内容を簡単にまとめてみました。
少女も例外ではなかった。
それでも君は、嫌なことを言う僕に声をかけてくれた。
僕は嘘をついていたけど、本当は嬉しかった。
そんな君の願いだからこそ、僕は聞き入れた。
僕は君とふたりでここを抜け出した。
抜け出す途中、津波で君と離れ離れになってしまった。
君の生死も定かではない。
君に本当のことを言えず、後悔の念からか、ついた嘘から炎症が起きた。
ずっと微熱みたいに纏わりついた。
僕はもう君に会うことはできない。
僕の人生は真っ暗となってしまった。
光があるのは夢の中だけだ。
それでは歌詞の意味について考察していきます!
歌詞の意味を考察!
少女と逃げ出した僕が最後に望む願いとは?
ここはジオラマの世界。
常識なんて通じない何でもありありな世界だ。
いろいろなところで様々なストーリーが繰り広げられている。
今回は僕と少女のストーリー。
だんだんと目が見えなくなる僕は、人生を諦めていた。
そんな時、少女はここから抜け出そうと誘ってくれた。
僕はその誘いにのって、ふたりでここから逃げ出して。
諦めかけていた人生の再スタートとなるはずだった。
好きなことが 少なくなり
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
嫌いなことが 沢山増えた
窓に滲む雲を見ていた
皆の背中を見ていた
好きなことが少なくなり、嫌いなことが沢山増えた。
僕は窓に滲む雲と皆の背中を見ていた。
皆が羨ましかった。
僕は僕の人生なんてどうでもよくなっていた。
僕の人生は滲んで見えた。
言いたいことが だんだん増えて
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
言えないことが 沢山増えた
空が濁る頃に見ていた
夜になろうとするばかり
言いたいことがだんだん増えて、言えないことが沢山増えた。
僕は窓から外を見た。
もう空が濁ってきて、夜になろうとしていた。
僕は僕の人生なんてどうでもよくなっていた。
僕の人生は濁って見えた。
「どこにも行けない私をどうする?」
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
そんな時だった。
少女だった君が現れた。
僕は君に嫌なことばかり言った。
けれども、嫌な顔せず何度も何度も僕に話しかけてくれた。
言葉では嫌なことを言ってしまったけれど、実は嬉しかったんだ。
ある時君は、僕にこんなことを言った。
「どこにも行けない私をどうする?」
眩暈に溺れて夢を見ていた
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
白昼夢に全てを押し込んで
愛していたいこと 愛されたいこと
空っぽになるまで 詰め込んで
僕は眩暈に溺れて白昼夢を見ていた。
夢の中では君ははっきりと見ることができた。
君を愛していたいこと。
君に愛されたいこと。
僕の心が空っぽになるまで、夢の中に詰め込んだ。
こんな僕でも人を愛する資格はあるかな?
覚えたことが 沢山増えて
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
忘れたことも 沢山増えた
バスに揺られながら見ていた
君はカメラで何を撮る
覚えたことが沢山増えて、忘れたことも沢山増えた。
僕は君とここから逃げ出すことに成功して、バスに乗ったことを思い出した。
バスに揺られながら気づいたら僕は君を見ていた。
ふと、カメラを持っていることにも気づいた。
「君はカメラで何を撮る?」
君はピンホールカメラをこちらに向けて、僕と君のふたりの写真を撮った。
「この写真は一生大事にするね。」
君はそう言うと、嬉しそうにして、幸せを噛みしめているようだった。
「秘密にしてね、約束しよう」 それすらいつか一人になって
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
僕は君から逃げ出そうと言われたことを思い出した。
「秘密にしてね、約束しよう」
何でもないような秘密をつくって、二人で共犯者になった気分になった。
その秘密さえ、今では一人になってしまった。
ボタン一つふいに千切れた
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
夜になろうとするばかり
僕は君とここから逃げ出したことを思い出した。
錆びた金網にぶら下がった時に、ボタンがふいに千切れた。
君とずっと一緒にいられないと分かっていたから、僕は君に「御守りな」って言って、僕の代わりとしてそのボタンを渡した。
僕の人生はだんだんと暗くなっていくのが見えた。
「似ている二人をあなたはどうする?」
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
揺れるバスの背に寄り添って、僕はこのままふたりでどこかに行けたらなって思った。
でも、叶うことはなかった。
大きな津波がバスを飲み込んだ。
死を覚悟した。
死神よ。
「似ている二人をあなたはどうする?」
些細な嘘から炎症が起きた
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
ずっと微熱みたいに纏わりついて
愛していたいこと 愛されたいこと
棄てられないまま 赦しを請う
なんでこうなるんだ?
もっと素直になっておけばよかった。
僕は君が好きだった。
それなのに、僕は君に嫌なことばかり言っていた。
本当のことを言えなかった後悔から炎症が起きた。
ずっと微熱みたいに纏わりついた。
君を愛していたいこと。
君に愛されたいこと。
棄てられないまま、赦しを請う。
誰も嫌いたくないから ひたすら嫌いでいただけだ
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
皆のこと 自分のこと 君のこと 自分のこと
君がいないと 色んなことが
色んな風に嫌いになって
僕はただ、誰も嫌いたくないから、ひたすら嫌いでいただけだ。
皆のこと。
自分のこと。
君のこと。
自分のこと。
僕は君がいないとダメみたいだ。
色んなことが、色んな風に嫌になってしまう。
君はどこに行ってしまったのだろう。
病熱を孕ませ夢を見ていた
-出典:米津玄師/恋と病熱/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
盲いた目にみえた落ちていく陽
愛していたいこと 愛されたいこと
望んで生きることを 許してほしい
僕は目を覚ました。
病熱を孕ませ夢を見ていた。
目に映るのは暗闇だけ。
光は夢の中だけのものとなっていた。
盲いた目にみえた落ちていく陽は、夢の中のものだと理解するのに時間はかからなかった。
僕は生き残った。
君を愛していたいこと。
君に愛されたいこと。
望んで生きることをどうか許してほしい。
僕は君を見ることはもうできない。
僕の人生は真っ暗となった。
光があるのは夢の中だけだ。
まとめ
いかがでしたか?
些細な嘘でもいずれ炎症となり、微熱みたいに体に纏わりつきます。
微熱を治すには真実を打ち明けるしかありません。
初めから真実を話すのであれば、最初から素直に生きたいですね。
そうすれば、彼みたいに愛を望んで生きるのではなく、愛する人と一緒に人生を歩めるかもしれませんね。
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最後に
歌詞の解釈は人それぞれです。
米津玄師さんの「恋と病熱」を聞いて、あなたはどのように歌詞を解釈しましたか?
私の解釈とはまた違った解釈かもしれませんね。
歌詞の解釈により、曲は違った顔を見せます。
つまり、色んな解釈を知れば、色んな顔の曲を楽しむことができます。
これも音楽を楽しむ醍醐味だと思いますので、あなたも色んな解釈をしてみてくださいね。
それではまた別の歌詞の考察で会いましょう!
最後までありがとうございました。