fogbound

『歌詞の意味を知れば、音楽に魂が宿る』

こんにちは。
nktatです。

今回は米津玄師さんが歌う、「fogbound」の歌詞の意味について考察していきたいと思います。

fogboundとは?

「fogbound」は、米津玄師さんの4thアルバムである「BOOTLEG」に収録されおり、最近のトラップミュージックをイメージして創られた曲となっています。

「fogbound」とは「霧が立ち込めた」と日本語訳される形容詞であり、池田エライザさんが歌唱に参加しています。
儚さとどこか虚無感みたいなものを感じる歌声が「fogbound」に120%マッチしていると思った米津玄師さんからアプローチされて今回のコラボが実現しました。

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1stアルバム | diorama
2ndアルバム | YANKEE
3rdアルバム | Bremen
4thアルバム | BOOTLEG
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どんな人におすすめな曲なのか?

こんな人におすすめな曲

・霧がかった恋愛をしている人
・恋人の考えていることが分からない人

「fogbound」の歌詞から、私が解釈した内容を簡単にまとめてみました。

どこで道を間違えたのか。
見失ったポラリス。

あなたとはここでお別れ。
お互いの船に乗り。
人生という大海原へ。
ようそろう。

向かうのはホロウ。
誰だって最後に行き着く先は。
黄泉の国。
またどこかで会いましょう。

メロドラマはもうおしまいね。
これからは。
今までみたいな霧がかった恋愛ではなく。
現実的な恋愛をしていきましょう。

これからまた。
独りでの航海が始まる。

それでは歌詞の意味について考察していきます!

歌詞の意味を考察!

霧がかった恋愛の行き着く先とは?

霧かがった恋愛だった。
見え隠れするあなたの心に。
翻弄され続け。
もう疲れたんだ。

あなたとの恋愛もここでお終い。
最後のキャンディを手に取り。
口に入れた。

「このキャンディが溶けてなくなるまではそばにいて」と言った

-出典:米津玄師/fogbound/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

「このキャンディが溶けてなくなるまではそばにいて」と言った。

この世に永遠に残るものなんてない。
キャンディみたいに。
溶けてなくなり。
跡形もなく消える。

あなたとの関係も。
もうすぐ終わり。

せめてこのキャンディが溶けるまで。
そばにいて。
最後に。
あなたとの思い出にふけさせて。

切れかけで点った蛍光灯の下で 現れては消える
テーブルを焦がして残った跡が 嫌に目に付いて笑える
どこで道を間違えたのか 見失ったポラリス 航海の途中
悪魔じゃない 天使なんかじゃない 現れては消える

-出典:米津玄師/fogbound/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

切れかけで点(とも)った蛍光灯の下で。
現れては消える。
テーブルを焦がして残った跡が。
嫌に目に付いて笑える。

あの時はボヤ騒ぎになったね。

あなたは誕生日ケーキのロウソクに火を点けようと。
マッチに火を点けた。
そしたらあなたの手からマッチが。
テーブルの上に滑り落ちた。

火事になりかけた。
せっかくの誕生日ケーキも台無しに。

焦げたテーブルを見ると。
あの時の。
楽しかった記憶が蘇る。
あの時は。
あんなに仲が良かったのに。

どこで道を間違えたのか。
見失ったポラリス。
航海の途中。
すれ違いが多くなり。
お互いが別々の目印に進んでしまった。

悪魔じゃない。
天使なんかじゃない。
本当のあなたが。
現れては消える。

ようそろう 向かうのはホロウ
お守り賜う セントエルモ
ようそろう 目の前は最深部
ブラックアウトの向こう もう一度

悲しみで船を漕ぐ救えないビリーバー
メロドラマはもうおしまいにしようね

-出典:米津玄師/fogbound/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

あなたとはここでお別れ。
お互いの船に乗り。
人生という大海原へ。
ようそろう。

向かうのはホロウ。
誰だって最後に行き着く先は。
黄泉の国。
またどこかで会いましょう。

人生の荒波に飲み込まれないように。
お守り賜う。
セントエルモ。
お互いの健闘を祈りましょう。

あなたのいない船での航海は。
流れに身を任せて。
ようそろう。

あなたの前では強気だけれど。
本当は悲しみに暮れ。
目の前は最深部(そろう)。
ブラックアウトの向こう。

抗うことなく。
落ちるだけ落ちるしかない。

落ち切ってから。
それからもう一度。
人生を再出発するために。
立ち上がればいい。

悲しみで船を漕ぐ救えないビリーバー。
あなたに固執する必要なんてない。
世の中はあなただけじゃないんだから。

メロドラマはもうおしまいにしようね。
これからは現実的な恋愛を。
お互いにしていきましょう。

北へ向かうハイウェイでパンクして呆然 割れたタイヤが笑える
コーヒーを零して染みた跡が 嫌に目に付く
夜を誘う怠めの音楽 トレモロの響き 座礁の途中
アップアンドダウン ナイトクルージングなんていいもんじゃない

-出典:米津玄師/fogbound/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

北へ向かうハイウェイでパンクして呆然。
割れたタイヤが笑える。
コーヒーを零(こぼ)して染みた跡が。
嫌に目に付く。

あの時は喧嘩したね。

パンクした反動で零(こぼ)したコーヒーが。
あなたのお気に入りの服に飛び散った。

それを見て僕は笑ってしまい。
あなたを怒らせてしまったんだ。

ここはハイウェイ。
時間が遅いこともあり。
辺りは真っ暗。
近くのガソリンスタンドまで距離があったから。
仕方なくパンクしたまま車を走らせた。

車から流れる。
夜を誘う怠(だる)めの音楽。
トレモロの響き。

座礁の途中。
アップアンドダウン。
ガタガタと上下する車はまるで。
船に揺られているようだった。

ナイトクルージングなんていいもんじゃない。

もうよそう 思い出はメロウ
前頭葉切ろう なんて妄想
もうよそう 傷つけ合うのを
お帰り願う もう二度と

痣だらけ頼りないサンデードライバー
メロドラマはもうおしまいにしようね

-出典:米津玄師/fogbound/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

あなたとの楽しかった思い出を思い返すのは。
もうよそう。
思い出はメロウ。

前頭葉切ろう。
なんて妄想。
思い出すのが辛いから。
いっそ記憶から消えてしまえばいいのに。

もうよそう。
傷つけ合うのを。
これからはお互いの道を歩もうじゃないか。

今までありがとう。
キャンディも溶けてなくなったから。
お帰り願う。
もう二度と。
会うことはないでしょう。

痣だらけ頼りないサンデードライバー。
たまの日に会うだけでなく。
毎日会っても楽しい人をお互いに見つけよう。

メロドラマはもうおしまいにしようね。
これからは現実的な恋愛を。
お互いにしていきましょう。

明るい部屋にあなたとふたり
暗い部屋にはあなたはいない

-出典:米津玄師/fogbound/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

切れかけで点(とも)った蛍光灯の下で。
現れては消える。
明るい部屋にあなたとふたり。
暗い部屋にはあなたはいない。

あの頃の楽しかった部屋は。
もうここには存在しない。

ここには独りだけ。

あてどなく彷徨う笑えないドリーマー
メロドラマはもうおしまいね

-出典:米津玄師/fogbound/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

あてどなく彷徨う笑えないドリーマー。
これから独りでの航海が始まる。
まずはどこを目指そうか。

メロドラマはもうおしまいね。
これからは。
今までみたいな霧がかった恋愛ではなく。
現実的な恋愛をしていきましょう。

ようそろう 向かうのはホロウ
お守り賜う セントエルモ
ようそろう 目の前は最深部
ブラックアウトの向こう もう一度

-出典:米津玄師/fogbound/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

あなたとはここでお別れ。
お互いの船に乗り。
人生という大海原へ。
ようそろう。

向かうのはホロウ。
誰だって最後に行き着く先は。
黄泉の国。
またどこかで会いましょう。

人生の荒波に飲み込まれないように。
お守り賜う。
セントエルモ。
お互いの健闘を祈りましょう。

あなたのいない船での航海は。
流れに身を任せて。
ようそろう。

あなたの前では強気だけれど。
本当は悲しみに暮れ。
目の前は最深部(そろう)。
ブラックアウトの向こう。

抗うことなく。
落ちるだけ落ちるしかない。

落ち切ってから。
それからもう一度。
人生を再出発するために。
立ち上がればいい。

もうよそう 思い出はメロウ
前頭葉切ろう なんて妄想
もうよそう 傷つけ合うのを
お帰り願う もう二度と

-出典:米津玄師/fogbound/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

あなたとの楽しかった思い出を思い返すのは。
もうよそう。
思い出はメロウ。

前頭葉切ろう。
なんて妄想。
思い出すのが辛いから。
いっそ記憶から消えてしまえばいいのに。

もうよそう。
傷つけ合うのを。
これからはお互いの道を歩もうじゃないか。

今までありがとう。
キャンディも溶けてなくなったから。
お帰り願う。
もう二度と。
会うことはないでしょう。

これからまた。
独りでの航海が始まる。

まとめ

いかがでしたか?
あなたも恋人が何を考えているのか分からなくなることってありませんか?

どれだけ長く一緒にいても、相手が何を考えているのか分からないことってよくありますよね?
やはりどれだけ長く一緒にいても所詮は赤の他人。
相手の考えることがすべて分かることはありません。
そして、少しの掛け違いで喧嘩へ発展する。
よくあることですよね。

長年一緒にいると、相手を思いやる気持ちが薄れてしまうこともあると思うので、相手の考えることなんて分からないと割り切ってしまい。
相手を思いやる気持ちを忘れないようにすることが大事なんじゃないかと思います。

愛とは何か、とお前はたずねる。
たちこめる霧に包まれたひとつの星だ。

ハインリヒ・ハイネ

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最後に

歌詞の解釈は人それぞれです。

米津玄師さんの「fogbound」を聞いて、あなたはどのように歌詞を解釈しましたか?

私の解釈とはまた違った解釈かもしれませんね。
歌詞の解釈により、曲は違った顔を見せます。
つまり、色んな解釈を知れば、色んな顔の曲を楽しむことができます。
これも音楽を楽しむ醍醐味だと思いますので、あなたも色んな解釈をしてみてくださいね。