orion

『歌詞の意味を知れば、音楽に魂が宿る』

こんにちは。
nktatです。

今回は米津玄師さんが歌う、「orion」の歌詞の意味について考察していきたいと思います。

orionとは?

「orion」は、前作LOSERから約半年ぶりとなるメジャー6枚目のシングル。
4thアルバムである「BOOTLEG」にも収録されており、NHK総合アニメ『3月のライオン』第1シリーズ第2クールのエンディングテーマに起用されました。

「orion」では、オリオン座のように恋する彼女と結ばれたいと願う歌詞となっています。

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1stアルバム | diorama
2ndアルバム | YANKEE
3rdアルバム | Bremen
4thアルバム | BOOTLEG
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どんな人におすすめな曲なのか?

こんな人におすすめな曲

・好きな人と話す勇気が出ない人
・オリオン座が好きな人

「orion」の歌詞から、私が解釈した内容を簡単にまとめてみました。

真冬の夜。
僕はあなたと見上げた夜空を忘れない。

初めてあなたと話し。
笑い合えた。

あなたは僕の解れた袖の糸を引っぱって。
「これでオリオン座を作ろう」と。
自分の掌に糸を置いて。
ふっと星座を作ってみたんだ。
お互いの指を星として。

それは酷くでたらめで。
僕ら笑いあえたんだ。

あれからあなたと話せてなくて。
話したくても。
勇気が出なくて。

神様。
本当にいるのならば。
どうか。
声を聞かせて。
ほんのちょっとでいいから。

そして。
僕の願いを聞いてほしい。

もう二度と。
離れないように。
あなたと二人。

この星座のように。
結んで欲しくて。

それでは歌詞の意味について考察していきます!

歌詞の意味を考察!

解れた袖の糸で彼女と作ったものとは?

真冬の夜。
僕はあなたと見上げた夜空を忘れない。

空気は乾燥し。
良く星が見える夜。

見上げた空には無数の星が光り輝き。
皆で流れ星や星座を探したね。

流れ星やオリオン座を見つけたときは。
皆は寒さを忘れて。
興奮していた。

あなたの笑顔は一際輝いていた。
あなたの笑顔を見ながら。
僕は神様にお願いごとをしたんだ。

あなたの指がその胸がその瞳が
眩しくて少し眩暈がする夜もある
それは不意に落ちてきて あまりにも暖かくて
飲み込んだ七色の星
弾ける火花みたいに ぎゅっと僕を困らせた
それでまだ歩いてゆけること 教わったんだ

-出典:米津玄師/orion/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

冬休みの夜。
皆で星を見ようと夜の校庭に集まった。

制服姿のあなたしか見たことがなかったから。
私服姿のあなたを見るのは初めてで。
あなたの指が。
その胸が。
その瞳が。
眩しくて。
少し眩暈(めまい)がする夜もある。

夜空には無数の星が散らばっていて。
皆で流れ星を探した。

中々見つからないものだから。
皆諦めかけていたけれど。
それは不意に落ちてきて。

皆は寒さを忘れて。
興奮していた。

皆が大はしゃぎするその光景は。
あまりにも暖かくて。
飲み込んだ七色の星。

皆が笑顔になる中で。
あなたの笑顔は格段に輝いていた。
弾ける火花みたいに。
ぎゅっと僕を困らせた。

どんなに苦しいことがあろうとも。
あなたの笑顔を思い出すだけで。
また頑張れる。

それでまだ歩いてゆけること。
教わったんだ。

神様 どうか 声を聞かせて
ほんのちょっとでいいから
もう二度と 離れないように
あなたと二人 あの星座のように
結んで欲しくて

-出典:米津玄師/orion/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

神様。
本当にいるのならば。
どうか。
声を聞かせて。
ほんのちょっとでいいから。

そして。
僕の願いを聞いてほしい。

もう二度と。
離れないように。
あなたと二人。
あの星座のように。
結んで欲しくて。

夢の中でさえどうも上手じゃない心具合
気にしないでって嘆いたこと 泣いていたこと
解れた袖の糸を引っぱって ふっと星座を作ってみたんだ
お互いの指を星として
それは酷くでたらめで 僕ら笑いあえたんだ
そこにあなたがいてくれたなら それでいいんだ

-出典:米津玄師/orion/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

夢の中でさえ。
どうも上手じゃない心具合。

あなたの前に立つと緊張して。
目も合わせられないし。
うまく話せない。

そんな自分を自分で励ました。
気にしないでって。
嘆いたこと。
泣いていたこと。

それなのに。
皆で星を見た夜に。
初めてあなたと話せた。
笑い合えた。

あなたは僕の解れた袖の糸を引っぱって。
「これでオリオン座を作ろう」と。
自分の掌に糸を置いて。
ふっと星座を作ってみたんだ。

夜空に浮かぶ。
オリオン座を一緒に見上げながら。
お互いの指を星として。

それは酷くでたらめで。
僕ら笑いあえたんだ。

そこにあなたがいてくれたなら。
それでいいんだ。

今なら どんな 困難でさえも
愛して見せられるのに
あんまりに 柔くも澄んだ
夜明けの間 ただ眼を見ていた
淡い色の瞳だ

-出典:米津玄師/orion/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

今なら。
どんな困難でさえも。
愛して見せられるのに。

もう少しで。
この幸せな時間が終わってしまう。

あんまりに柔くも澄んだ。
夜明けの間。
ただ眼を見ていた。
淡い色の瞳だ。

その純粋な目で。
あなたはこれから何を見ていくの?

真白でいる 陶器みたいな
声をしていた 冬の匂いだ
心の中 静かに荒む
嵐を飼う 闇の途中で
落ちてきたんだ 僕の頭上に
煌めく星 泣きそうなくらいに
触れていたんだ

-出典:米津玄師/orion/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

真白でいる。
陶器みたいな。
声をしていた。

冬の夜空を見るたびに思い出す。
皆の笑い声を。
あなたの声を。

冬の匂いだ。
心の中。
静かに荒(すさ)む。

あれからあなたと話せてなくて。
話したくても。
勇気が出なくて。
あなたも。
同じ気持ちならいいのに。

嵐を飼う。
闇の途中で。
落ちてきたんだ。
僕の頭上に。
煌(きら)めく星。

あの時は皆で見た流れ星を。
独りで見た。

あなたの嬉しそうな顔を。
声を。
思い出すだけで。
泣きそうなくらいに。
心が張り裂けそうになる。

離れていても。
あなたの心に。
触れていたんだ。

神様 どうか 声を聞かせて
ほんのちょっとでいいから
もう二度と 離れないように あなたと二人 この星座のように
結んで欲しくて

-出典:米津玄師/orion/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

神様。
本当にいるのならば。
どうか。
声を聞かせて。
ほんのちょっとでいいから。

そして。
僕の願いを聞いてほしい。

もう二度と。
離れないように。
あなたと二人。

お互いの指を星として。
掌で作った。
それは酷くでたらめな。
オリオン座だったけれども。

この星座のように。
結んで欲しくて。

まとめ

いかがでしたか?
あなたは好きな人と夜空を見たことはありますか?
夜空ってだけでもロマンチックですよね。

夜空の星は綺麗ですが、実は何年も前の光なのは知っていますか?
オリオン座の中で最も明るいベテルギウスは500~600光年離れていて、次に明るく見えるリゲルは850光年地球と離れています。
(光は1秒間に30万キロメートル進みますので、850光年離れているということは、約2億5500万キロメートルも離れていることになります。)

つまり、今見ているベテルギウスは、500~600年前のもので、リゲルは850年前のものとなります。
1,420年~1,520年ごろの光となり、日本で言うと室町時代まで遡ります。

はるか昔の光を好きな人一緒に見ていると考えられると、尚ロマンチックですよね。

私たちの運命を握っているのは星の中ではなく、私たち自身の中だ。

ウィリアム・シェイクスピア

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最後に

歌詞の解釈は人それぞれです。

米津玄師さんの「orion」を聞いて、あなたはどのように歌詞を解釈しましたか?

私の解釈とはまた違った解釈かもしれませんね。
歌詞の解釈により、曲は違った顔を見せます。
つまり、色んな解釈を知れば、色んな顔の曲を楽しむことができます。
これも音楽を楽しむ醍醐味だと思いますので、あなたも色んな解釈をしてみてくださいね。