同じような意味の漢字攻略-【目】・【眼】・【瞳】

こんにちは。
nktatです。

同じような意味の漢字って複数存在しますよね?
あなたは漢字の意味を理解して使い分けていますか?
ここでは同じような意味の漢字をきちんと使い分けれるようになるべく、漢字の意味を理解していきたいと思います。

「目」・「眼」・「瞳」の違いについて

大きく分けて、4つの意味で使われています。

①顔のパーツとしての「目」のみを意味する。

「眼」は眼球だけでなく、周りのまぶた、目頭、目尻のすべてを含みます。

②「丸い形」を意味する。

「台風の目」や「サイコロの目」などで使用されます。

③「大事な部分」を意味する。

「目標」や「目印」などで使用されます。

④ものごとを「区別する境目」を意味する。

「節目」や「項目」などで使用されます。

大きく分けて2つの意味で使われています。

①「眼球」のみを意味する。

日常生活に登場することは少なく、医学・生理学・生物学などの専門分野における用語として使われることが多く、専門性の高い使われ方が一般的です。
メガネを「目鏡」と書かず「眼鏡」と表記するのは、眼球の視覚機能を矯正するアイテムだからです。

②「ものごとの本質を見抜く力」、「見極める力」などの人間の洞察力を意味する。

観察眼、心眼、千里眼などの単語で使用されます。

瞳孔(黒目)の部分を意味する。

有名の歌詞の中に「瞳を閉じて」と表現されていますが、本来は間違いです。
「○○が瞳に映る」などが正しい表現となります。

まとめ

いかがでしたか?
「目」・「眼」・「瞳」の違いについて理解できましたか?
人の目を表現するときの範囲としては、「瞳」<「眼」<「目」の順番になるということですね。
漢字の意味を知るって意外と面白いものですね。
意味も分かれば使い分けも容易いですし。
ぜひあなたも漢字の意味を理解して、使い分けてみてくださいね!