M八七

『歌詞の意味を知れば、音楽に魂が宿る』

こんにちは。
nktatです。

今回は米津玄師さんが歌う、「M八七」の歌詞の意味について考察していきたいと思います。

M八七とは?

「M八七」は、米津玄師さんの12枚目のシングルで、前作「Pale Blue」より11ヶ月ぶりのリリースとなります。
グッズ付きの「ウルトラ盤」、DVD付きの「映像盤」、CDのみの「通常盤」の3形態で発売され、B面には「POP SONG」も収録されています。 「M八七」は、映画『シン・ウルトラマン』の主題歌に起用されています。

「M八七」は、孤独な戦いを強いられながらも、なお強く優しく人間を労わる慈しむ心を忘れない、美しきウルトラマンの姿を思い描きながら制作されており、子供の頃にウルトラマンから受けた祝福を今度は返していくことで新しい何かを生み出していくという、「祝福の連鎖」を据えたテーマが込められています。

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どんな人におすすめな曲なのか?

こんな人におすすめな曲

・人生に挫折した人
・人生に光が見いだせず、暗闇の中を彷徨っている人

「M八七」の歌詞から、私が解釈した内容を簡単にまとめてみました。

あの頃の僕も。
自分の弱さが嫌で。
そんな自分を受け入れられず。
自分のことが嫌いになっていた。

人生に光が見いだせず。
出口のない暗闇を。
ずっと。
ずっと。
彷徨っていたんだ。

強くなりたいと。
君が望むなら。
心にほんの少しの勇気を。
それは強く応えてくれるのだ。

自分の弱さを。
人の痛みを知っている君は。
すでに強い人間だ。

後は。
少しの勇気と。
挑む心を持てばいい。

そうすれば。
君はいつか。
皆からの希望の星となるだろう。

これから強くなろうとも。
自分の弱さを。
人の痛みを決して忘れるな。

これからも。
痛みを知る。
ただ一人であれ。

それでは歌詞の意味について考察していきます!

歌詞の意味を考察!

暗闇彷徨う心に差し込む光の正体とは?

心の叫びが聞こえたんだ。
暗闇の中孤独に苦しみ。
助けを乞う。
悲痛な叫びを。

そこには君がいた。
俯き。
憔悴しきっていた。

まるで。
昔の自分を見ているようだった。

遥か空の星が ひどく輝いて見えたから
僕は震えながら その光を追いかけた

-出典:米津玄師/M八七/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

今なら分かる。
あの人の気持ちが。
きっとあの人も。
今の僕と同じ気持ちだったんじゃないかと。

あの頃の僕も。
自分の弱さが嫌で。
そんな自分を受け入れられず。
自分のことが嫌いになっていた。

人生に光が見いだせず。
出口のない暗闇を。
ずっと。
ずっと。
彷徨っていたんだ。

そんな時に。
あの人に出会った。

「どうして下ばかり見ているの?
上を見上げてごらん。
君には何が見える?」
と。
ただ一言。
声をかけてくれたんだ。

僕は空を見上げた。
そこには。
空一杯に埋め尽くされた。
遥か空の星がとても輝いて見えたから。
僕は震えながら。
その光を追いかけた。

世界は変わっていない。
僕が見る視点を変えた。
ただそれだけだ。

いつから僕の世界は暗闇に覆われたのだろうか?
こんなにも世界は明るい場所なのに。

人生に光が差し込んだ気がした。
強くなるための。
ほんの少しの。
勇気を貰えた気がしたんだ。

割れた鏡の中 いつかの自分を見つめていた
強くなりたかった 何もかもに憧れていた

-出典:米津玄師/M八七/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

割れた鏡の中。
いつかの自分を見つめていた。

暗闇の中を彷徨い。
人生に絶望した目をしていた自分を。

強くなりたかった。
何もかもに憧れていた。

今の君を見ていると。
あの頃の自分を見ているようで。
少し懐かしい。

割れたガラス片で反射した星明かり。
僕は君に一言声をかけた。

「少し外に出よう」
と。

君は風に吹かれて 翻る帽子見上げ
長く短い旅をゆく
遠い日の面影

-出典:米津玄師/M八七/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

君は無言で外に出てくれた。
けれども。
帽子を深くかぶり。
下ばかり見て。
まったく上を見ようとしなかった。

だから僕は。
君の頭から帽子を取り。
空に向けて投げた。

君は風に吹かれて翻(ひるがえ)る帽子見上げ。
目を見開いた。

世界は。
こんなに明るい場所だったのかと。
そう。
気づいたんだと思う。

昔の僕がそうだったように。
空を見上げ。
強くなりたいと願う。
あの頃の僕と同じように。

君は光り輝く世界を知ったんだ。
これからは。
長く短い旅をゆく。
君も歩み出すんだ。
長いようで短い。
光り輝く。
人生の旅を。

そしていつか。
君も思い出すんだ。
遠い日の面影として。
誰かの背に今の自分の背中を。

そしたら同じように教えてあげたらいい。
「どうして下ばかり見ているの?
上を見上げてごらん。
君には何が見える?」
と。

君が望むなら それは強く応えてくれるのだ
今は全てに恐れるな
痛みを知る ただ一人であれ

-出典:米津玄師/M八七/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

強くなりたいと。
君が望むなら。
心にほんの少しの勇気を。
それは強く応えてくれるのだ。

今は全てに恐れるな。
何事にも挑み。
経験し。
失敗すればいい。

またくじけそうになったら。
空を見上げて。
あの星を見ればいい。
いつだって輝く。
希望の光だ。

自分の弱さを。
人の痛みを知っている君は。
すでに強い人間だ。

後は。
少しの勇気と。
挑む心を持てばいい。

そうすれば。
君はいつか。
皆からの希望の星となるだろう。

これからも。
痛みを知る。
ただ一人であれ。

いまに枯れる花が 最後に僕へと語りかけた
「姿見えなくとも 遥か先で見守っている」と

-出典:米津玄師/M八七/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

いまに枯れる花が。
最後に僕へと語りかけた。
「姿見えなくとも。
遥か先で見守っている」と。

儚く散る命が紡いできた世界。
たくさんの命で築き上げられたこの光り輝く世界を。
今を生きる僕たちが受け継いで。
未来に繋げなければいけない。

だから。
自分に自信をもって。
堂々と。
明るく。
生きていけばいい。

そうだ 君は打ちひしがれて 削れていく心根
物語の始まりは
微かな寂しさ

-出典:米津玄師/M八七/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

そうだ。
君は打ちひしがれて。
削れていく心根(こころね)。

誰だって。
壁にぶち当たり。
打ちのめされ。
自分が嫌になることだってある。

物語の始まりは。
微かな寂しさ。
自分の足で再び立ち上がるしかないんだ。

何度打ちのめされようが。
何度でも立ち上がれ。

そういう経験を乗り越えて。
一つ一つ強くなる。

君は独りじゃない。
必ず。
誰かがどこかで。
君を見守っているはずだから。

だから。
自分に負けるな。
何度でも。
自分の足で立ち上がれ。

君の手が触れた それは引き合う孤独の力なら
誰がどうして奪えるものか
求めあえる 命果てるまで

-出典:米津玄師/M八七/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

君の手が触れた。
それは引き合う孤独の力なら。
誰がどうして奪えるものか。

緊張が。
覚悟が。
君の震える手から。
伝わってきた。

怖いのは分かる。
逃げたいのは分かる。
でもここで変わらないと。
一生変わらない。

世界には。
君と同じように。
孤独に。
暗闇を彷徨う人たちがいっぱいいるから。
その人たちを。
今度は助けるんだ。
僕が君を助けたように。

暗闇を彷徨う人たちの心の叫びに。
耳を傾けるんだ。
お互い。
求めあえる。
命果てるまで。

輝く星は言う 木の葉の向こうから
君はただ見つめる 未来を想いながら
僕らは進む 何も知らずに彼方のほうへ

-出典:米津玄師/M八七/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

輝く星は言う。

「その子はもう大丈夫。
さあ。
他の子を助けに行こう。」
と。

僕は君に背を向け。
歩き出した。

途中で振り返った。
木の葉の向こうから。
君はただ見つめる。
空に輝く星たちを。

未来を想いながら。
これからの人生を歩んでいく。

僕らは進む。
何も知らずに彼方のほうへ。
この先。
何があろうとも。

君が望むなら それは強く応えてくれるのだ
今は全てに恐れるな
痛みを知る ただ一人であれ

微かに笑え あの星のように
痛みを知る ただ一人であれ

-出典:米津玄師/M八七/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

強くなりたいと。
君が望むなら。
心にほんの少しの勇気を。
それは強く応えてくれるのだ。

今は全てに恐れるな。
何事にも挑み。
経験し。
失敗すればいい。

またくじけそうになったら。
空を見上げて。
あの星を見ればいい。
いつだって輝く。
希望の光だ。

自分の弱さを。
人の痛みを知っている君は。
すでに強い人間だ。

後は。
少しの勇気と。
挑む心を持てばいい。

そうすれば。
君はいつか。
皆からの希望の星となるだろう。

これからも。
痛みを知る。
ただ一人であれ。

いつだって。
微かに笑え。
あの星のように。

これから強くなろうとも。
自分の弱さを。
人の痛みを決して忘れるな。

これからも。
痛みを知る。
ただ一人であれ。

まとめ

いかがでしたか?
あなたも人生に挫折したことはありますか?

人生で挫折したときは先が見えずに、弱気になりますよね。
時には自分を嫌いになってしまうことだってあります。
そういう時にはどのようにして乗り越えましたか?

きっと、同じように人生で挫折して、光が見えない人がいると思います。
そのような人を見かけたときには手を刺し伸ばしてあげて下さいね。
そして、一緒に夜空を見上げて、一緒に光を探してあげてください。

立ち上がるための何かのきっかけになるかもしれないので。

名誉を失っても、もともとなかったと思えば生きていける。
財産を失ってもまたつくればよい。
しかし勇気を失ったら、生きている値打ちがない。

ゲーテ

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最後に

歌詞の解釈は人それぞれです。

米津玄師さんの「M八七」を聞いて、あなたはどのように歌詞を解釈しましたか?

私の解釈とはまた違った解釈かもしれませんね。
歌詞の解釈により、曲は違った顔を見せます。
つまり、色んな解釈を知れば、色んな顔の曲を楽しむことができます。
これも音楽を楽しむ醍醐味だと思いますので、あなたも色んな解釈をしてみてくださいね。