再上映

『歌詞の意味を知れば、音楽に魂が宿る』

こんにちは。
nktatです。

今回は米津玄師さんが歌う、「再上映」の歌詞の意味について考察していきたいと思います。

再上映とは?

「再上映」は、米津玄師さんの3rdアルバムである「Bremen」に収録されています。

「再上映」は、人生に意味を見出せない人に勇気を与えてくれる曲になっています。
歌詞内の彼は人生に意味を見出せませんでしたが、子どもの頃に観た映画を再上映する劇場街で自分の人生に見出し、再び前に進むストーリーとなっています。

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1stアルバム | diorama
2ndアルバム | YANKEE
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どんな人におすすめな曲なのか?

こんな人におすすめな曲

・自分の人生に意味を見出せない人
・夢をあきらめた人
・途中でやめたことがある人

「再上映」の歌詞から、私が解釈した内容を簡単にまとめてみました。

僕の人生に意味はあるのか?
ぼんやりと過ぎ去る日々に嫌気がさした僕は、何かを変えようと思い立ち、街にくりだした。
ここは劇場街。
いくつもの映画を只ひたすら映しだす。
それは子供のころに観たものの、只の再上映。
映画の中の演者は歌う。
「そんな歌でも僕は歌うさ。
 何度でも繰り返しその答えを。
 たとえ世界が変わらなくとも、いつまでも叫ぶよ。
 その答えを。」
何かを伝えようとしているのは分かるのだけれど、僕には何と言っているのか分からなかった。

只ひたすらそれを薄ぼんやりと観て、時は過ぎていく。
ここで生きてる僕は彼とどう違うのだろう?
何もできないままで、やる気も無くただ口を開いて日々を潰す僕と。
映画の中の演者は歌う。
「こんな僕でも風に押されて。
 何度となく未来へ運ばれてきた。
 きっといつしか僕に続いて、歌う人へ言葉を引き継ぐため。」
やっと伝わったよ。
君もこれまで悩み、傷つきながらここまできたんだね。

彼の台詞は忘れてはいけない。
そうだ僕は生きているんだ。
手垢にまみれていようと。
どんなに泥臭くてもいいじゃないか。
僕たちは生きている。
だから僕も伝えていくよ。
「そんな歌でも僕は歌うさ。
 何度でも繰り返しその答えを。
 たとえ世界が変わらなくとも、いつまでも叫ぶよ。
 その答えを。」
同じように自分の人生に苦しむ人に伝わるまで。
何度も何度でも。

それでは歌詞の意味について考察していきます!

歌詞の意味を考察!

人生の意味を見出せない彼の目に映る再上映の映像とは?

僕の人生は退屈なものなのか?
僕の人生に意味はあるのか?
ぼんやりと過ぎ去る日々に嫌気がさした僕は、何かを変えようと思い立ち、街にくりだした。

ここは劇場街 いくつもの映画を
只ひたすら映しだす 退屈な街 光ばかり目立つ
壁一面の広告の中で
僕はそのひとつを 選びきれず 突っ立ったままいる

-出典:米津玄師/再上映/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

僕は自分の人生に意味を見いだしたくて。
何かに引かれたように無意識に足を運んでいた。
ここは劇場街。
いくつもの映画を只ひたすら映しだす。
退屈な街。
光ばかり目立つ。
壁一面の広告の中で、僕はそのひとつを選びきれず、突っ立ったままいる。
特にこれといった映画もなく、ただいたずらに時間が過ぎ去っていた。

繰り返し思い耽けて やっと何か見つけて 辿り着いたところで
それは子供のころに観たものの 只の再上映

-出典:米津玄師/再上映/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

僕の人生に意味をもたらす映画なんてあるのか?
繰り返し思い耽けて。
やっと何か見つけて、辿り着いたところで。
それは子供のころに観たものの、只の再上映。
ところどころで見覚えのある映像は、懐かしさを思い出させるには十分だった。
昔の僕には夢があったのに。
いつからこんな風になってしまったんだろうか。

「そんな歌でも僕は歌うさ 何度でも繰り返し その答えを
たとえ世界が変わらなくとも いつまでも叫ぶよ その答えを」

-出典:米津玄師/再上映/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

映画の中の演者は歌う。
「そんな歌でも僕は歌うさ。
何度でも繰り返しその答えを。
たとえ世界が変わらなくとも、いつまでも叫ぶよ。
その答えを。」
魂の叫びが。
魂の訴えが。
「♯∴£…!」
何かを伝えようとしているのは分かるのだけれど、僕には何と言っているのか分からなかった。

ここは劇場街 観客もまばら
それでも狂いなく 演者は歌う 光の向こうで
懐かしいような つまらないような
只ひたすらそれを 薄ぼんやりと観て 時は過ぎていく

-出典:米津玄師/再上映/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

僕は自分の人生に意味を見いだしたくて。
気づけば何かに引かれたように無意識に足を運んでいた。
何度も何度も。
ここは劇場街。
観客もまばら。
それでも狂いなく演者は歌う。
光の向こうで懐かしいような。
つまらないような。
只ひたすらそれを薄ぼんやりと観て、時は過ぎていく。
本当にこの時間に意味があるのか?
本当に僕の人生に意味を見いだしてくれるのか?
疑問だけが膨れ上がっていった。

ここで生きてる僕は 彼とどう違うのだろう?
何もできないままで やる気も無くただ口を開いて 日々を潰す僕と

-出典:米津玄師/再上映/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

何度も見ているうちに、演者と自分を比較していまい、自分が惨めに思えてきた。
なぜ狂いなく演者は歌えるんだ?
ここで生きてる僕は彼とどう違うのだろう?
何もできないままで、やる気も無くただ口を開いて。
日々を潰す僕と。
僕にも彼のようになれるかな?
今からでも遅くないかな?

「こんな僕でも風に押されて 何度となく未来へ運ばれてきた
きっといつしか僕に続いて 歌う人へ言葉を引き継ぐため」

-出典:米津玄師/再上映/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

映画の中の演者は歌う。
「こんな僕でも風に押されて。
何度となく未来へ運ばれてきた。
きっといつしか僕に続いて、歌う人へ言葉を引き継ぐため。」
魂の叫びが。
魂の訴えが。
やっと伝わったよ。
君もこれまで悩み、傷つきながらここまできたんだね。

やっと映画は終わって 席を立ってなお僕は
彼の台詞がずっと 頭で響く
明日は多分こんな 今日に似ている毎日
悲しくなるくらいに 忘れていく日々で
そうだ僕は生きているんだ
手垢にまみれていようと

-出典:米津玄師/再上映/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

やっと映画は終わって、席を立ってなお僕は彼の台詞がずっと頭で響く。
きっと人生に意味がないことなんてないんだ。
今までの苦しみや痛みはその事に気づくためのものだったんだね。
明日は多分こんな今日に似ている毎日。
今の状況はすぐには変わらないけれど。
悲しくなるくらいに忘れていく日々で。
彼の台詞は忘れてはいけない。
そうだ僕は生きているんだ。
手垢にまみれていようと。
どんなに泥臭くてもいいじゃないか。
僕たちは生きている。

「そんな歌でも僕は歌うさ 何度でも繰り返し その答えを
たとえ世界が変わらなくとも いつまでも叫ぶよ その答えを」

-出典:米津玄師/再上映/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

だから僕も伝えていくよ。
「そんな歌でも僕は歌うさ。
何度でも繰り返しその答えを。
たとえ世界が変わらなくとも、いつまでも叫ぶよ。
その答えを。」
同じように自分の人生に苦しむ人に伝わるまで。
何度も。
何度でも。

まとめ

いかがでしたか?
人生って不思議なもので、嫌なことってこれでもかと立て続けにありますよね。
そして自分のダメさに自信を無くしてしまう…
しまいには「自分は何のために生きているのか?」と自問自答を繰り返す。
あなたも1度は経験したことがあるとは思います。

「再上映」はそんな状況に勇気をくれる歌ですよね。
どんなに泥臭くたっていい。
どんなに迷ってもいい。
どんなに立ち止まってもいい。
同じように迷い、立ち止まったとしても、そこから抜け出した人もいる。
だから、迷い立ち止まることにも意味がある。
そこを乗り越えた先に光があると教えてくれる曲ですよね。

これを機に、諦めた夢や途中で挫折したやりたいことに再チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

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最後に

歌詞の解釈は人それぞれです。

米津玄師さんの「再上映」を聞いて、あなたはどのように歌詞を解釈しましたか?

私の解釈とはまた違った解釈かもしれませんね。
歌詞の解釈により、曲は違った顔を見せます。
つまり、色んな解釈を知れば、色んな顔の曲を楽しむことができます。
これも音楽を楽しむ醍醐味だと思いますので、あなたも色んな解釈をしてみてくださいね。

それではまた別の歌詞の考察で会いましょう!
最後までありがとうございました。