King Gnu | 雨燦々 | 歌詞の意味を考察！～雨上がりの道に広がる景色とは？～

『歌詞の意味を知れば、音楽に魂が宿る』

こんにちは。
nktatです。

今回はKing Gnuが歌う、「雨燦々」の歌詞の意味について考察していきたいと思います。

雨燦々とは？

「雨燦々」は、King Gnuの配信限定シングルの6作目。
TBS系 日曜劇場『オールドルーキー』の主題歌に起用されました。

燦々とは、太陽などが明るく光り輝くさまのことです。
つまり雨燦々とは、「どんなに土砂降りの雨が降ろうとも、いつかは雨は止むから。太陽が燦々と照り付けるその時まで諦めるな」と言うメッセージ性があり、前向きになれる楽曲となっています。

どんな人におすすめな曲なのか？

「雨燦々」の歌詞から、私が解釈した内容を簡単にまとめてみました。

それでは歌詞の意味について考察していきます！

歌詞の意味を考察！

雨上がりの道に広がる景色とは？

誰でも簡単に情報を入手できるようになった情報社会。
世界には情報が蔓延り。
情報のシャワーにまみれる現代。

雨雲が世界を覆いつくすがごとく。
世界は暗雲が漂い。
土砂降りの雨のごとく。
暗いニュースばかりが次々と降り注がれる現代。

そんな時代に生まれた俺たちに。
今何ができるだろうか？

選べよ　変わりゆく時代を　割り切れなくとも
この瞬間この舞台を　生き抜くから
手答えの無い　今日でさえも

紡ぐよ　でこぼこな此の道に　降り注ぐ雨燦々と
悩ましく　生き惑う僕らの
悲しみさえも　水に流してゆく

錆びついた自転車を走らせて　君へと向かうのさ　雨に濡れながら帰ろう

－出典：King Gnu/雨燦々/作詞：Daiki Tsuneta 作曲：Daiki Tsuneta

選べよ。
変わりゆく時代を。
割り切れなくとも。
この瞬間この舞台を。
生き抜くから。
手答えの無い。
今日でさえも。

情報がありふれたこの世界で。
何が正しくて。
何が正しくないのか。
自分で判断しなくちゃいけないから。

自分を信じてみないか？
その選択が正しいかなんて。
誰にも分からない。
結果でしか分からない。

だからこそ。
自分の選択が正しいかなんて。
気にせずにさ。
前を向いて。
今を生きようよ。

今この瞬間に集中して。
この選択に集中しようぜ。

紡（つむ）ぐよ。
でこぼこな此の道に。
降り注ぐ雨燦々と。
悩ましく。
生き惑う僕らの。
悲しみさえも。
水に流してゆく。

どんなにうまくいかず。
何度も転ぼうが。
絶対に諦めない。
諦めなければ。
失敗にはならないから。

ただ。
上手くいかない方法を。
試しただけなんだと。
心に言い聞かせて。

何度でも。
立ち上がろうじゃないか。

さあ。
君が待っている。
家に帰ろう。

錆びついた自転車を走らせて。
君へと向かうのさ。
雨に濡れながら帰ろう。

雨雲の上には何があるか知っているか？
太陽だ。
俺らからは。
雨雲しか見えないけれど。
その奥では。
太陽が燦々と輝いている。

だからさ。
俺たちはいつか雨が止み。
太陽の光が差し込むことを信じて。
今できることを。
精一杯やろうぜ。

いつか晴れることを信じてさ。

臨時ニュースの報せでは
どうやらこれから土砂降りの雨が降るらしい
傘を忘れた溜め息は
夕立ちが連れてきた夏の匂いに解けてゆく

過去を謳う悲しみ達が　雲となり雨を打ちつける

－出典：King Gnu/雨燦々/作詞：Daiki Tsuneta 作曲：Daiki Tsuneta

臨時ニュースの報せでは。
どうやらこれから土砂降りの雨が降るらしい。
傘を忘れた溜め息は。
夕立ちが連れてきた夏の匂いに解けてゆく。

今日もうまくいかずに落ち込む俺の心と共鳴するように。
空はこれから雨模様。
更に傘がないことも追い打ちをかけた。

過去を謳（うた）う悲しみ達が。
雲となり雨を打ちつける。

どうしてこうも。
上手くいかない時は。
とことん上手くいかないもんかと。

雨降る空を見上げながら。
ザー。
という雨音を聴きながら。
目から涙が静かに溢れ出た。

叫べよ　気の晴れるまで　声は雨に掻き消され
今じゃ何処の　誰にも届かなくても
手遅れになってしまった　未来へさえも

繋ぐよ　そのバトンを
静かに待ってる人がいる　雨燦々と悩ましく
生き惑う僕らの　悲しみさえも水に流してゆく

線路沿い風を切り　一直線に君へと向かうのさ　雨に濡れながら帰ろう

－出典：King Gnu/雨燦々/作詞：Daiki Tsuneta 作曲：Daiki Tsuneta

叫べよ。
気の晴れるまで。
声は雨に掻き消され。
今じゃ何処の。
誰にも届かなくても。
手遅れになってしまった。
未来へさえも。

上手くいかないなら抗え。
感情を剝き出しにして。
叫んだっていい。

叫び声が雨に掻き消され。
誰にも届かないとしても。
自分の心は落ち着いただろ？

心を落ち着かせ。
またここから再スタートすればいいじゃないか。
もう一度顔を上げて進もうぜ。

繋ぐよ。
そのバトンを。
静かに待ってる人がいる。
雨燦々と悩ましく。
生き惑う僕らの。
悲しみさえも水に流してゆく。

自分の選んだ道は。
誰からも褒められないかもしれない。
誰にも称賛されないかもしれない。

けれども。
自分の道を進んで進む姿を。
誰かは見ているはずだから。

きっと俺の姿が。
皆の勇気になれるかもしれないから。

自分の信じた道を進もうぜ。
間違えてたら。
真摯に受け止めて。
正しいと思う。
別の道を進めばいいんだから。

さあ。
君が待っている。
家に帰ろう。

線路沿い風を切り。
一直線に君へと向かうのさ。
雨に濡れながら帰ろう。

いつか晴れることを信じてさ。

雨燦々と降り注ぎ　夏を弾いて反射した　僕らを映し出す
雨燦々と降り注ぎ　夏を泳いでずぶ濡れの　僕らを映し出す

－出典：King Gnu/雨燦々/作詞：Daiki Tsuneta 作曲：Daiki Tsuneta

雨燦々と降り注ぎ。
夏を弾いて反射した。
僕らを映し出す。

道路にできた水たまりが。
空から降り注ぐ一筋の光によって。
キラキラと輝き。
水たまりの俺らを明るく照らしていた。

雨燦々と降り注ぎ。
夏を泳いでずぶ濡れの。
僕らを映し出す。

今さらどれだけ雨が降ろうが。
もう何も変わりはしない。
ずぶ濡れの俺たちに。
怖いものなんて無かった。

烈しく照りつける太陽よ　僕らを導いておくれよ
未来を謳う言葉だけが　風となり森を吹き抜ける

－出典：King Gnu/雨燦々/作詞：Daiki Tsuneta 作曲：Daiki Tsuneta

烈（はげ）しく照りつける太陽よ。
僕らを導いておくれよ。
未来を謳（うた）う言葉だけが。
風となり森を吹き抜ける。

そこら中に広がる水たまりに。
太陽の光が反射して。
そこはまるで別世界。

あまりの美しさに顔が少しほころぶ。
雨上がりの道がこんなにも綺麗だなんて。
今まで知らなかった。

まるで雨上がりを祝うかのように。
嬉しそうに鳴く蝉の声。

眩しい。
空から差し込む太陽の光が。
めげずに頑張れと。
応援してくれているようで。

またここからがスタートラインだと。
背中を押してくれたように感じた。

選べよ　変わりゆく時代を　割り切れなくとも
この瞬間この舞台を　生き抜くから
青き春の瞬きから　何度醒めようとも

紡ぐよ　でこぼこな此の道に　降り注ぐ雨燦々と
悩ましく　生き惑う僕らの
悲しみさえも　水に流してゆく

錆びついた自転車を走らせて　君へと向かうのさ　雨に濡れながら帰ろう

－出典：King Gnu/雨燦々/作詞：Daiki Tsuneta 作曲：Daiki Tsuneta

選べよ。
変わりゆく時代を。
割り切れなくとも。
この瞬間この舞台を。
生き抜くから。
青き春の瞬きから。
何度醒めようとも。

そういえば。
青春時代。
何度雨に濡れながら帰ったことか。

あの頃の清々しさは何処に行ったのか？
大人になった俺たちは。
何を守ろうとしているのか？

あの頃の清々しさを思い出そうぜ。
雨に濡れたっていいじゃないか。
雨に濡れることなんて怖くない。

紡（つむ）ぐよ。
でこぼこな此の道に。
降り注ぐ雨燦々と。
悩ましく。
生き惑う僕らの。
悲しみさえも。
水に流してゆく。

どんなにうまくいかず。
何度も転ぼうが。
絶対に諦めない。
諦めなければ。
失敗にはならないから。

ただ。
上手くいかない方法を。
試しただけなんだと。
心に言い聞かせて。

何度でも。
立ち上がろうじゃないか。

さあ。
君が待っている。
家に帰ろう。

錆びついた自転車を走らせて。
君へと向かうのさ。
雨に濡れながら帰ろう。

雨雲の上には何があるか知っているか？
太陽だ。
俺らからは。
雨雲しか見えないけれど。
その奥では。
太陽が燦々と輝いている。

だからさ。
俺たちはいつか雨が止み。
太陽の光が差し込むことを信じて。
今できることを。
精一杯やろうぜ。

止まない雨はないんだからさ。
止んだときの準備をしようぜ。

いつか晴れることを信じてさ。

まとめ

いかがでしたか？
あなたは最近上手くいかないことばかり続いていませんか？

上手くいかない時って、とことん上手くいかないですよね。
そして心がだんだんとブルーになっていく。
誰しも一度は経験することだと思います。

でもそれって、上手くいくために必要なことではないでしょうか？
上手くいくためにどうすればいいのか考えるきっかけにもなりますし、そこを乗り越えた先に成長があるんだと思います。

上手くいかない時こそ成長するチャンスだと捉え、挫けずに何度もチャレンジしてください。
そして、先が見えない土砂降りの道よりも、燦々と明るい光が差す道へ進みたいですね。

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最後に

歌詞の解釈は人それぞれです。

King Gnuの「雨燦々」を聞いて、あなたはどのように歌詞を解釈しましたか？

私の解釈とはまた違った解釈かもしれませんね。
歌詞の解釈により、曲は違った顔を見せます。
つまり、色んな解釈を知れば、色んな顔の曲を楽しむことができます。
これも音楽を楽しむ醍醐味だと思いますので、あなたも色んな解釈をしてみてくださいね。

それではまた別の歌詞の考察で会いましょう！
最後までありがとうございました。