あめふり婦人

『歌詞の意味を知れば、音楽に魂が宿る』

こんにちは。
nktatです。

今回は米津玄師さんが歌う、「あめふり婦人」の歌詞の意味について考察していきたいと思います。

あめふり婦人とは?

「あめふり婦人」は、米津玄師さんの1stアルバムである「diorama」に収録されています。

「あめふり婦人」では、外に出れば雨が降る通称”雨女”が主人公となっています。
彼女はある人に愛されたいと願うが、その願いとは程遠く、淡く切ない恋心が描かれた歌詞となっています。

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「あめふり婦人」の歌詞から、私が解釈した内容を簡単にまとめてみました。

私は通称”雨女”。
私が外に出れば雨が降る。
賑やかだった街もびしゃびしゃの雨によって”シーーーン”と静まり返った。
私の心も雨で洗い流されたらしい。
心が空っぽとなってしまった。
私はただあの人に愛されたいだけ。
あの人への愛が日に日に大きくなるけれど、それが無駄なのは分かっている。
ああ、今日も夜の街へ行くしかない。
生活のためには愛されたくもない人の相手をしなければならない。
私はただあの人に愛されたいだけ。
誰か私の心を満たしてよ。

それでは歌詞の意味について考察していきます!

歌詞の意味を考察!

すべてを洗い流す雨でも流されない彼女の心とは?

ここはジオラマの世界。
常識なんて通じない何でもありありな世界だ。
いろいろなところで様々なストーリーが繰り広げられている。
今回は外に出れば雨が降る通称”雨女”のストーリー。
彼女は愛されたいと願う人からは愛されず、生活のために愛されたくもない人の相手をしなればいけなかった。
今日もいけない事とは知りながら、夜の街に消えていく。

街がびしゃびしゃ濡れる夜までは
確かに声で溢れていた
今ではおよそ耐え難いくらいの
静けさ達がここに居た

不遜な心ばかり強くなる
私に愛をくださいな
いっとう重ねて弾ける泡沫
さびしくなってどうしようもない

-出典:米津玄師/あめふり婦人/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

私は通称雨女。
どうして私が外に出たら雨が降るのだろう?
今日も雨がびしゃびしゃ降っている。
太陽の光がよく降り注いだ昼間の街は、声で溢れていた。
昼間はあんなに晴れていたのに、夜になって私が外に出た途端雨が降り出した。
街がびしゃびしゃ濡れている。
そこには耐え難いくらいの静けさが蔓延る街が残されていた。

私の中の不遜な心ばかりが強くなる。
本当の私を見てよ。
強がってはいるけれど、私はただ愛が欲しいだけなの。
水面に浮かんだ泡が重なり合って弾けるように、私の重なり合った寂しい気持ちも弾けた。
寂しくてどうしようもない。

真赤な笛の音 はしゃぐ子供たち
遠くのほうへ行くようだ
俄かに雨が降り出すみたいに
通りすがって消えていった

おどろに揺れるマッチの灯を抱え
どうやらとても暖かく
何故だか嫌に静かで煩い
心満たしてよ!

-出典:米津玄師/あめふり婦人/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

太陽の光がよく降り注いだ昼間の街は、はしゃぐ子どもたちの声で溢れていた。
そこに真赤な笛で音を奏でる笛吹き男がやってきた。
笛吹き男の楽し気な音色に引きつらて、はしゃぐ子どもたちは遠くのほうへ付いて行ってしまった。
まるでにわか雨が降るかのように、笛吹き男とはしゃぐ子どもたちは通りすがって消えていった。
そこには耐え難いくらいの静けさが蔓延る街が残されていた。

私の恋心は、まるでマッチの灯のように、私の心をほのかに照らしてくれた。
あの人を思い出すだけで、マッチの灯はおどろに揺れ、とても暖かい気持ちになれた。
こんな時間がいつまでも続けばいいのに。
そう思った矢先に私はハッとした。
周りのあまりの静けさに私の妄想はかき消された。
“シーーーン”という静けさが逆に煩い。
孤独な私は愛に飢えていた。
誰か私を愛して!
誰か私の心満たしてよ!

それはつかの間の恋心
明日になったら肥える灯を消してよ
つまらないことばかり
知らずのまにまに気が触れて

適当な言葉が澱むまま
夜の底へ行く列車に乗りましょう
いけないと知りながら
愛されたいのはあなただけ

-出典:米津玄師/あめふり婦人/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

時間が経つにつれ、あの人を想う気持ちが大きくなっていった。
それはつかの間の恋心。
大きく肥えた私の恋心は明日になったら消さないといけない。
ああ、何てつまらないことをしたのだろう。
どうせ消さないといけない恋心なんて抱いても意味ないのに。
知らぬ間におかしくなっていた。

恋が実らない理由を考えるのに脳を使いすぎて、適当な言葉が澱んだ。
考えてもしょうがない。
今日も夜の底へ行く列車に乗るしかないんだから。
もちろん、見知らぬ男性との関係は、いけないと知っている。
それでも生活するには仕方がなかった。
色んな男性に愛されたとしても私の心は変わらない。
あなただけに愛されたい。

街がびしゃびしゃ濡れる夜までは
確かに声で溢れていた
今ではおよそ耐え難いくらいの
静けさ達がここに居た

魚が揺れる雨に苛まれ
どうやらとても暖かく
何故だか嫌に静かで煩い
心満たしてよ!

-出典:米津玄師/あめふり婦人/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

どうして私が外に出たら雨が降るのだろう?
今日も雨がびしゃびしゃ降っている。
太陽の光がよく降り注いだ昼間の街は、声で溢れていた。
昼間はあんなに晴れていたのに、夜になって私が外に出た途端雨が降り出した。
街がびしゃびしゃ濡れている。
そこには耐え難いくらいの静けさが蔓延る街が残されていた。

私の恋心は、まるでマッチの灯のように、私の心をほのかに照らしてくれた。
まるで魚のような形をした灯は、どしゃ降りで揺れる雨に苛まれた。
それでも消えない灯はとても暖かかった。
こんな時間がいつまでも続けばいいのに。
そう思った矢先に私はハッとした。
周りのあまりの静けさに私の妄想はかき消された。
“シーーーン”という静けさが逆に煩い。
孤独な私は愛に飢えていた。
誰か私を愛して!
誰か私の心満たしてよ!

それはでたらめな恋模様
明日になったら肥える灯を消してよ
つまらないことばかり
知らずのまにまに気が触れて

適当な言葉が澱むまま
夜の底へ行く列車に乗りましょう
いけないと知りながら
愛されたいのはあなただけ

-出典:米津玄師/あめふり婦人/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

時間が経つにつれ、あの人を想う気持ちが大きくなっていった。
それはでたらめな恋模様。
大きく肥えた私の恋心は明日になったら消さないといけない。
ああ、何てつまらないことをしたのだろう。
どうせ消さないといけない恋心なんて抱いても意味ないのに。
知らぬ間におかしくなっていた。

恋が実らない理由を考えるのに脳を使いすぎて、適当な言葉が澱んだ。
考えてもしょうがない。
今日も夜の底へ行く列車に乗るしかないんだから。
もちろん、見知らぬ男性との関係は、いけないと知っている。
それでも生活するには仕方がなかった。
色んな男性に愛されたとしても私の心は変わらない。
あなただけに愛されたい。

雨降って溺れる街角で
確かなことなど何にもなくなって
くだらないことばかり
知らずのまにまに積み上げて

落とせその腕の荷物をさ
夜へ沈むには邪魔になるだけだろう
いけないと知りながら
愛されたいのはあなただけ

-出典:米津玄師/あめふり婦人/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

土砂降りの雨が街を飲み込んだ。
街角が溜まった雨水で溺れている。
その光景は、何とも言えなかった。
まさか雨で街が飲み込まれるとは。
今まで積み上げた私の中の確かなことが崩壊するのが分かった。
そして、私の中の確かなことも雨で沈んで流された。
ああ、何てくだらないことをしたのだろう。
世の中には確かなことなんて何もないのに。
知らぬ間に積み上げたあの人への愛も例外ではないのかもしれない。

私の腕にはあの人からもらった物がたくさん身についていた。
身に着けていてもしょうがない。
夜へ沈むには邪魔にしかならないんだから。
もちろん、見知らぬ男性との関係は、いけないと知っている。
それでも生活するには仕方がなかった。
色んな男性に愛されたとしても私の心は変わらない。
あなただけに愛されたい。

まとめ

いかがでしたか?
愛されたいと願った人からは愛されず、愛されたくもない人から愛される。
人生は中々うまくいかないものですよね。
あめふり婦人にもいつか晴れが来てほしいですね。

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最後に

歌詞の解釈は人それぞれです。

米津玄師さんの「あめふり婦人」を聞いて、あなたはどのように歌詞を解釈しましたか?

私の解釈とはまた違った解釈かもしれませんね。
歌詞の解釈により、曲は違った顔を見せます。
つまり、色んな解釈を知れば、色んな顔の曲を楽しむことができます。
これも音楽を楽しむ醍醐味だと思いますので、あなたも色んな解釈をしてみてくださいね。

それではまた別の歌詞の考察で会いましょう!
最後までありがとうございました。