King Gnu-どろん

『歌詞の意味を知れば、音楽に魂が宿る』

こんにちは。
nktatです。

今回はKing Gnuが歌う、「どろん」の歌詞の意味について考察していきたいと思います。

どろんとは?

「どろん」は、King Gnuの3rdアルバムである「CEREMONY」に収録されています。
映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の主題歌にもなりました。

King Gnuによる映画の書き下ろし主題歌は今回が初となり、映画で描かれる「愛情への不安や焦燥感」を「ネット社会の脆さ・怖さ」とシンクロさせながら作詞したようです。
刑事・加賀谷と殺人鬼・浦野の関係性に、キツネとタヌキの化かし合い的なものを感じ、そこから「どろん」というタイトルに結びつけたようです。

どんな人におすすめな曲なのか?

こんな人におすすめな曲

・不条理な社会に嫌気がさした人
・用意された道ではなく、自分の道を進もうと決心した人

「どろん」の歌詞から、私が解釈した内容を簡単にまとめてみました。

大義名分を盾に、不条理ばかりが蔓延した社会。
社会は無情にも回り続け、無駄なものは切り捨てられる。
そんな社会の使い捨てにはならないと決めた彼は必死に抗い、こんな社会から「どろん」することを決心した。

それでは歌詞の意味について考察していきます!

歌詞の意味を考察!

彼が抗う社会の不条理とは?

どうして社会というのは大義名分を盾に、不条理ばかりが蔓延しているのだろう?
俺は社会に使い捨てにされるのか?
何で皆はそんな社会を受け入れて生きているんだ?
抗えよ。
俺はこんな社会の使い捨てにはならないからな。

いつだって期限付きなんだ
何処までも蚊帳の外なんだ
血走って噛み付いた
味方は何処にいるんだ?

今日だって
傷を舐めあって
面の皮取り繕って
居場所を守ってるんだ
あなたの事を待ってるんだ

-出典:King Gnu/どろん/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

永遠と使える人間なんていない。
いつだって期限付きなんだ。
人は使い捨て。
俺らが中心になることなんてない。
何処までいっても蚊帳の外なんだ。
俺たちはいいように使われて終わる。
そんなのが嫌で、不条理に対して血走って噛み付いた。
おいおい、俺だけか?
皆抗えよ。
何で俺以外、抗うやつがいないんだ?
味方は何処にいるんだ?

周りの冷たい目。
周りの冷たい言葉。
俺は日々傷ついている。
今日だって傷を舐めあって、面の皮取り繕って居場所を守ってるんだ。
まだ見ぬ同士よ。
一緒に抗うあなたの事を俺は待っているんだ。

白黒で単純に割り切れやしないよ
人はいつだって曖昧な生き物でしょう
僕ら何を大事に握りしめ切れているんだろうか

人生にガードレールは無いよな
手元が狂ったらコースアウト
真っ逆さま落ちていったら
すぐにバケモノ扱いだ
其処を退け、其処を退け
今じゃ正義か悪か
それどころじゃないんだ

-出典:King Gnu/どろん/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

いいか悪いかなんて単純に割り切れない。
人はいつだって曖昧な生き物だろう?
常識なんていつだって時代の流れに左右される。
俺らは何を大事にして生きているんだ?

人生にガードレールなんて無い。
コースアウトなんて簡単さ。
それなのに皆は何で決められたコースを進むんだ?
しまいにはコースアウトした奴をバケモノ扱いだ。
やってられない。
皆抗えよ。
俺はこの道を進む。
俺が進む道の邪魔をするな。
この道が正しいのか、正しくないのかなんてどうだっていい。
今はそれどころじゃないんだ。

散らかった部屋に押し潰されそうだ
人はいつだって臆病な生き物でしょう
締め切った窓は呼吸を
重くしてしまっているんだろうか

大都会の他愛もない大恋愛
高く飛びたきゃ膝を曲げるんだ
しゃがまなきゃ飛べやしないな
ひとりぼっち 孤独渦巻いた
ここから抜け出さなきゃ
自分を好きになりたいんだ

-出典:King Gnu/どろん/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

俺はもうこんなところに住むのはうんざりなんだ。
こんなに散らかって締め切った部屋にいたら気が狂いそうだ。
人はいつだって曖昧な生き物だろう?
俺はこんなところに留まるつもりはない。
自由に生きたいんだ。

他の人の恋愛なんてどうだっていい。
俺は他の人よりも高く飛びたい。
皆とは違う目線で物事を見てみたいんだ。
ひとりぼっちなのは分かっている。
でもここから抜け出さなきゃ。
皆の思想に染まって今の自分が嫌いになってしまう。
ここから抜け出して自分を好きになりたいんだ。

駅前を流れる
人々を眺めてる
大都会
他愛のない
会話さえ
やけに煩わしくて

ここはどこ、私は誰
継ぎ接ぎだらけの記憶の影
煌めく宴とは無関係な
日常へ吸い込まれ、おやすみ

-出典:King Gnu/どろん/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

駅前を流れる人々を眺めた。
他の人の会話なんてどうだっていい。
煩わしささえ感じるよ。

時々自分を見失うんだ。
ここはどこ?
私は誰?
自分の過去が思い出せない。
継ぎ接ぎだらけの記憶でしかないんだ。
俺らが中心になることなんてない。
俺はいつだって蚊帳の外。
煌めく宴とは無関係な日常へと吸い込まれ、いつも眠る。

明日を信じてみませんか
なんて綺麗事を並べたって
無情に回り続ける社会
無駄なもんは切り捨てられるんだ

大義名分のお通りだ
この通り不条理まかり通り
知らずのうち葬られようが
後には引けやしないんだ

-出典:King Gnu/どろん/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

明日を信じてみませんか?
そんな綺麗事を並べたって、社会は無情にも回り続ける。
そして無駄になった俺たちは、いつか切り捨てられるんだ。

困ったら大義名分ばかり言いやがって。
これだから不条理ばかりな社会になってしまうんだ。
こんな社会から抜け出したい。
社会から葬られようが、もう後には引けないんだ。
自分の信じる道を進むしかない。
ここからは「どろん」だ。

まとめ

いかがでしたか?
大義名分を盾に、不条理ばかりが蔓延した社会。
社会は無情に回り続け、無駄なものは切り捨てられる。
そんな社会の使い捨てにはならないと決めた彼は必死に抗い、こんな社会から「どろん」するまでの葛藤が描かれた歌詞となっていました。

最後に

歌詞の解釈は人それぞれです。

King Gnuの「どろん」を聞いて、あなたはどのように歌詞を解釈しましたか?

私の解釈とはまた違った解釈かもしれませんね。
歌詞の解釈により、曲は違った顔を見せます。
つまり、色んな解釈を知れば、色んな顔の曲を楽しむことができます。
これも音楽を楽しむ醍醐味だと思いますので、あなたも色んな解釈をしてみてくださいね。

それではまた別の歌詞の考察で会いましょう!
最後までありがとうございました。